koujikouji

こんにちは、LLkoujiです。
実は9年ほど前に心筋梗塞の一歩手前まで陥り、心臓のバイパス手術を受けました。翌年には腎臓結石のため左の腎臓摘出手術、さらに数年後には脳梗塞を発症、左半身が麻痺し入院。約半年間のリハビリ治療を経験して、なんとか歩けるように回復しました。


全ての元凶は高血圧です。
高校生の時から不整脈があり、血圧の異常を指摘されていました。

しかし10~20代は高血圧に対する恐れなどありませんでした。
高血圧なんて老人がかかる病気だろうと高をくくっていました。

そして30過ぎて狭心症になるまで血圧を下げる薬(降圧剤)を飲むことを拒否し続けておりました。
今にして思えば本当に自殺行為としか思えません。


※降圧剤については賛否両論があると思いますが、私の場合は30代ですでに上の血圧が160~180もあり異常だったのです。


案の定、最悪の結果となり心筋梗塞の一歩手前の状態になり
医者からは「アナタもう死ぬよ」と脅され、緊急入院で心臓の大手術を行いました。

「病気になって初めて健康のありがたみを知る」とは本当によく言った言葉です。
数ヶ月もの間ベッド生活を送り、偏食や暴飲暴食・不規則な生活をしてきた事を後悔しましたが、
終わったことは変えることはできません。

この記事をご覧になっている方には絶対に同じ体験をして欲しくありません。
高血圧に対する正しい知識を知ってもらいたくて、このサイトを立ち上げました。

血圧について

まず初めに血圧についてご説明したいと思います。

心臓は筋肉の袋でできています。
筋肉が縮むと袋の容量が小さくなり血液を送り出します。
これを心筋の収縮といいます。

逆に筋肉がリラックスすると袋の容量が大きくなり、血液を吸い込みます。
これを心筋の拡張といいます。

心臓が収縮と拡張を繰り返すことで血液が血管を通り全身へと供給されるわけです。

そして、血液が血管を通るときに、血管の壁にかかる圧力のことを血圧といいます。

血管壁に強く圧力がかかるのは、心臓が収縮したときで収縮期血圧(最高血圧)といい
心臓が拡張したときは拡張期血圧(最低血圧)といいます。

俗に収縮期血圧を「上の血圧」、拡張期血圧「下の血圧」と呼んでいますね。


血圧の単位

ところで皆さんはmmHgという表記を見たことがありますか?
mmHgとは圧力の単位で医療現場では主に血圧の単位として使用されています。

mmはミリメートル、 Hgは水銀を表わしています。
血圧が140mmHgだと水銀柱式血圧計の水銀柱を140mm押し上げる圧力があるのです。




そして血圧の数値というのは、なかなか厄介なのです。
人それぞれ違うし、日々変動するので正確に把握する事が大変なのです。

血圧の平均値は年代、男女だけでも違いがあるのです。

血圧の平均値

男性の血圧  最高血圧 最低血圧
30代     122.4   78.1
40代     127.4   80.9
50代     137.2   83.4
60代     140.8   84.3
70代     144.1   86.9


女性の血圧  最高血圧 最低血圧
30代     112.0   70.3
40代     121.0   78.4
50代     129.7   76.3
60代     138.2   80.3
70代     140.2   81.4
 (単位:mmHg)

血圧の正常値と高血圧

それぞれの基準は次の通りとなります
分類    最高血圧  最低血圧
低血圧   100以下  60以下
正常血圧  120~129   80~84
高血圧   140以上  90以下


以上、平均値と高血圧を大雑把に表わしましたが、実は血圧は常に変動するのです。


血圧を一時的に上げてしまう恐ろしい原因を挙げてみました。
賢明な貴方はすでにご存知だと思いますが、あえて確認しましょう。

●過度な飲酒
●喫煙
●睡眠不足
●ストレス
●急激な温度差
●暴飲暴食


高血圧が引き起こす病気

高血圧は何度も言いますが、恐ろしい病気を起こす疫病神です。
主に血管に起こる症状をまとめてみましょう。

硬くなる・・・動脈硬化
詰まる・・・・梗塞 閉塞
切れる・・・・動脈りゅう 出血
裂ける・・・・解離 動脈りゅう




私の場合、長年の蓄積で動脈硬化と血栓により血管が狭くなり狭心症と心筋梗塞の一歩手前そして脳梗塞を発症しました。2本の足で歩けるように回復できたのは本当に幸運だったとしかいえません。


今回は動脈硬化による心筋梗塞と脳梗塞のお話は後回しにしたいと思います。
なぜなら、現在30代でまだ安心している方にちょっと気になる案件が出てきたからです。

血圧サージの実態



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血圧サージって何ですか?

1日のあるタイミングだけ血圧が異常な上昇・下降を繰り返し血管にダメージを与える状態、つまり血圧の変動が高波(サージ)のように繰り返される、これが血圧サージです。高血圧の人もそして正常な人にも発生し脳卒中や心臓病のリスクを高めます。専門家は30代から注意が必要と指摘しているのです。



取説見たいな言い方なのでピンとこないかもしれませんね
ではグラフで見てみましょう。


これは1日の血圧変動を表わしています。下の青が正常、上の紫が高血圧、そして赤と黄色で示されているのが血圧サージの血圧変動です。正常な変動と比較すると朝に急激に上がり、夜になっても下がらないのがよくわかります。

そして血圧サージは1回出たら病気というわけではないのです。問題は健康診断や医療機関の検査では正常な場合があり、なかなか自分では気がつかないという事です。血圧サージが長期に度々繰り返されると血管にダメージを与え、脳卒中や心臓病などのリスクを高めてしまうことがわかってきました。

血圧サージはなぜ起きるのか?

それは交感神経の働きが鍵を握っていると指摘されています。
交感神経とは副交感神経と共に自律神経系を構成する抹消神経で内臓や血管、消火器などに分布し、血管を収縮させて血圧を上昇させます。

この交感神経の働きが何らかの要因で過敏になると血圧サージが生み出されてしまいます。

そしてその要因には飲酒・塩分の多い食事・喫煙・不眠・ストレスなどがあります。

血圧サージの対策

血圧サージの対策は家庭内でのこまめな血圧の測定と規則正しい生活習慣に尽きると思います。言葉で言うのは簡単ですが、実社会で共存するには人づきあいとかのジレンマが付きまといますので実践するのは大変なのは重々わかります。

しかし健康とはお金では決して買えない代物です。毎日の節制と積み重ねで高血圧と上手に向き合い幸せな日々を送って欲しいと切に願っております。


追伸:10月29日(日曜)午後9時より
NHKスペシャル「“血圧サージ”が危ない」が生放送されます。